大東市の概要
東西7.5キロメートル、南北4.1キロメートルで、総面積は18.27平方キロメートル。大阪府の東部、河内地方のほぼ中央に位置する人口およそ12万人の大東市。
東は豊かな自然が息づく「金剛生駒紀泉国定公園」を境に奈良県に、西は大阪市に接しています。また、北は門真市、寝屋川市、四條畷市に南は東大阪市に、それぞれ接しています。
大阪市内及び京都府南部方面へは、JR学研都市線で結ばれ、道路も市の中央を南北に外環状線(国道170号)、東西を府道大阪生駒線が走り、交通の便にもたいへん恵まれたところです。
土地
【面積】
総面積は18.27平方キロメートル。甲子園球場の460個分に相当し、大阪府内43市町村の中で30番目の広さです。
【地形】
東部は急峻な生駒山系の山間地。中部から西部にかけては沖積による低湿地平野。その比率はほぼ1:2となります。
【土地利用】
平坦地に広がる住宅や商工業向けの都市的な使い方の用地は全体の約68%。逆に農地や山林の自然的な使い方の用地は約32%を占めています。
人口
(令和4年版大東市統計書)
【総数】
117,294人で、世帯数は57,689世帯です。
【構成】
15歳未満の割合は11.3%、65歳以上の割合は27.5%です。市民の仕事は、流通・サービス業などの第3次産業が67.3%、製造業中心の第2次産業が28.1%、そして農業などの第1次産業はわずかに0.3%です。
【昼夜間人口比率】
96.2%で、近郊住宅都市としては働き場所、学校も多い自立性を持つまちです。
産業
【事業所数】
事業所総数は4,264(事業内容等不詳を除く)です。従業者30人未満の中小企業が9割を超えていますが、全体で約5万人の人々が働いています。
【産業の性格】
農業は、耕地面積が約37.6ha残されており、緑地環境として大切な役割を果たしています。
工業は、機械・金属などを中心に、プラスチック製品、鉄鋼、パルプ・紙・紙加工品が製造され、3,553億円を越える製造品出荷額等をほこります。
商業では、卸売業が事業所数151、年間商品販売額約1,091億円、小売業ではそれぞれ501、約1,894億円となっています。